有酸素運動の驚異的な効果(2)

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

前回、有酸素運動は様々な症状に効果があり、
SAD(社会不安障害)にも効果があることをお話ししました。

 

今日は有酸素運動が、SADにどのように効果があるのかについて
お話ししたいと思います。

 

 

 

ルイジアナ州ニュー・オーリンズのオクスナー医療財団
カール・レイヴィ氏とリチャード・ミラーニ氏は、
こう言っています。

 

「運動によって、不安障害の症状の50%以上が
 消えることが明らかになっています。
 
 その結果は、運動が慢性不安障害を緩和する
 もうひとつの手段となることを語っています」

 

 

 

有酸素運動は、不安障害のどんな症状も
大幅に和らげることを数多くの研究が示しています。

 

有酸素運動には、不安障害やうつ病を治療する上で、
特定の薬と同じ効果があることがわかっているのです。

 

具体的に見ていきましょう。

 

 

 

以前、お話ししたSADの治療に使われる3タイプの薬と
脳内伝達物質の関係を思い出してください。

 

1.β(ベータ)遮断薬⇒「ノルアドレナリン」
2.抗不安薬⇒「GABA(ガンマアミノ酪酸)」
3.SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)
 ⇒「セロトニン」

 

 

 

まず、運動には、「1.β遮断薬」と同じように、
脳の回路を遮断する効果があります。

 

体から脳へ送られ、不安をいっそうかきたてる
マイナスのフィードバックを断ち切ることができます。

 

つまり、運動をすることによって、
ストレスや不安を感じても、
血圧が上がったり、心拍や呼吸が速くなりにくくなります。

 

 

 

続きは、次回に続きます。

 

 

有酸素運動の驚異的な効果(1)

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こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

前回、あがり症改善に効果のある神経伝達物質は、
薬以外の手段「運動」でも働きかけることができる
というお話をしました。

 

そこで、今日から数回にわたって、
運動の驚異的な効果について
お話していきたいと思います。

 

 

 

あなたは「有酸素運動の効果」と聞くと、
何を考えるでしょうか?

 

ダイエット??

 

それとも、心肺機能が強くなる??

 

どちらも正しいです。

 

しかし、有酸素運動の効果は、
それだけではありません。

 

実は、ここ10年ほどの研究で、有酸素運動は、
脳に直接的な効果があることがわかってきました。

 

 

 

例えば、有酸素運動によって、学業成績が
向上することがわかっています。

 

それ以外にも、有酸素運動によって
多大な効果があるものは下記となっています。

 

 

 

・ストレス
・SAD(社会不安障害)
・パニック障害
・うつ病
・ADHD(注意欠陥・多動性障害)
・依存症
・PMS(月経前症候群)
・更年期障害
・妊娠中の胎児への学習能力・記憶力
・老化防止
・アルツハイマー病
・パーキンソン病

 

 

 

これらは、抽象的な議論で終わっているのではなく、
何百という研究論文に基づいています。

 

この中で注目すべきは…。

 

そうです!SAD(社会不安障害)です。

 

有酸素運動は、SAD(社会不安障害)に効果があることが
わかっています。

 

 

 

次回は、有酸素運動が、
SAD(社会不安障害)にどのように効果があるのかについて
お話していきたいと思います。

 

 

SAD治療に用いられる3タイプの薬とは?(2)

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今日は、現在SADの治療に用いられる
残りの2タイプの薬についてお話ししたいと思います。

 

2.抗不安薬

 

この薬を理解する上で重要なのは、
神経伝達物質「GABA(ガンマアミノ酪酸)」です。

 

「GABA」は、抑制性の神経伝達物質です。

 

以前、このGABAが配合されているチョコレートが
話題となったので、ご存知の方もいるかもしれません。

 

(ちなみに、極度のあがり症だった当時、
私はGABAチョコレートをたくさん食べていました。
でも、体外からGABAを摂取しても、
それが神経伝達物質として
そのまま用いられることはないそうです。(^_^;))

 

抗不安薬は、この「GABA」の働きを強めることで、
神経細胞の興奮を鎮める効果があります。

 

その結果、不安を感じにくくすることに繋がります。

 

副作用としては、
・眠気、ボーッとする、イライラ、無気力、頭痛
・ふらつき、めまい、けん怠感、脱力感
・喘鳴、唾液増加、物が二重に見える、尿失禁
・発疹
・長期連用で効き目が悪くなる
などがあります。

 

実際に使われる薬としては、
ランドセン・リボトリール・レキソタン・セニラン
などが挙げられます。

 

 

 

3.SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

 

この薬を理解する上で重要なのは、名前の通り、
神経伝達物質「セロトニン」です。

 

「セロトニン」は、気分、衝動性、怒り、攻撃性に影響します。

 

脳の機能を正常に保つ働きをしているので、
「脳の警察官」とも呼ばれています。

 

SSRIは、抗うつ薬としても有名で、
セロトニンの減少を抑えることで、感情の安定をはかります。

 

副作用としては、
・吐き気、食欲不振、口の渇き、便秘、下痢
・眠気、不安感、イライラ感、めまい、頭痛、だるい、ふるえ
・性機能異常(射精遅延、勃起障害)
・発汗、尿が出にくい、動悸、目がまぶしい、出血傾向
・発疹、発赤、かゆみ
などがあります。

 

実際に使われる薬としては、
デプロメール・ルボックス・パキシル
などが挙げられます。

 

しかし、これらの神経伝達物質は、
薬以外でも働きかけることができます。

 

それは「有酸素運動」です。

 

次回から、この「運動」について
お話していきたいと思います。

 

 

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