メタファーの達人でもあったエリクソン

Milton-Erickson

ミルトン・エリクソン

 

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今回も引き続き、
エリクソンのエピソードについて
お話ししたいと思います。

 

エリクソンは、
メタファーの達人でもありました。

 

 

 

ある時、エリクソンのもとに、
おねしょに悩む少年がやってきました。

 

彼は、おねしょの話題には一切触れず、
野球の話をし始めたそうです。

 

エリクソンは、こう言いました。

 

「ボールを投げる時のことを思い出してごらん。

 

 ボールを投げる時、きちんと力が入っているよね。

 

 グローブでボールをキャッチするときもそうだ。

 

 思ったところにボールを投げられたり、
 うまくキャッチできるということは、
 筋肉をバランスよくコントロールできているということだよ」

 

 

 

彼はこのメタファーを通して、
尿をコントロールする筋肉を使えるようになれば、
おねしょは治るということを伝えたのです。

 

その少年は、その後、
一度もおねしょをしなくなったそうです。

 

 

 

メタファーとは、
たとえ話や物語を話すことによって、
相手に暗示的メッセージを与えるスキルです。

 

顕在意識では気づかない、
潜在意識に働きかけることができます。

 

つまり、深い意識レベルがメッセージを拾えばいいわけで、
表面意識レベルでは、
いったいこの話は何の関係があるのだと思っても構いません。

 

エリクソンは、「詩人」と呼ばれるほど、
メタファーの達人だったのです。

 

 

 

P.S.

あがり症改善プログラムに収録されている、
ヒプノセラピーの音声にも、
このメタファーが使われています。

 

潜在意識に直接働きかけ、
あがり症を改善したい方は、
こちらをご覧ください。

 

 

 

あがり症改善プログラム
 

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      2013年7月2日 09:03 | 【目次】ヒプノセラピー(催眠療法)

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