シュルツの自律訓練法(2)

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今回は、自律訓練法の注意点について
お話ししたいと思います。

 

 

 

前回、自律訓練法は、
背景公式と6つの公式の計7つの公式からなる
というお話をしました。

 

自律訓練法の後に、そのまま寝てしまう場合はいいのですが、
そうでない場合は、その後「消去動作」をする必要があります。

 

自律訓練法は、自分で催眠状態に導く方法であるため、
催眠状態から元に戻る必要があるのです。

 

この消去動作をすることで、
めまいや脱力感に陥ることなく、
スッキリと目覚めることできます。

 

 

 

消去動作はこちらになります。

 

1.両手を握ったり開いたりする開閉運動
2.深呼吸
3.首や肩を適度に動かし体をほぐす
4.大きく背のびをする

 

 

 

自律訓練法が向かない方として、
心臓、呼吸器、消化器、脳に疾患のある場合は
行なうべきではないとされています。

 

また、訓練中に気分が悪くなる、違和感を感じるというときは、
消去動作を行って中止しましょう。

 

 

 

次回は、私の自律訓練法の体験談について
お話ししたいと思います。

 

 

シュルツの自律訓練法(1)

schultz

ヨハネス・ハインリッヒ・シュルツ(1884-1970)

 

 

 

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今回は、自己催眠法であり、
リラクゼーション法の一つである
「自律訓練法」について、
お話ししたいと思います。

 

 

 

ドイツ人の精神科医ヨハネス・ハインリッヒ・シュルツは、
こう考えました。

 

「自分で手軽に催眠状態に誘導できる方法は
 ないだろうか?」

 

そこで彼は、催眠状態の時に感じる感覚をリストアップし、
それらの感覚に自ら導くことで、
自分で催眠状態になる方法を考案しました。

 

それが、1932年に考案された
「自律訓練法」です。

 

この「自律訓練法」は、
背景公式と6つの公式の計7つの公式からなります。

 

 

 

背景公式:気持ちが落ち着いている
第一公式:手足が重い
第二公式:手足が暖かい
第三公式:心臓の鼓動が静かに打っている
第四公式:呼吸が楽になっている
第五公式:お腹が暖かい
第六公式:額が涼しい

 

 

 

これらの公式を順に心の中で繰り返し唱えることで、
自分で自分を催眠状態に導くことができます。

 

コツとしては、思い込むのではなく、
それぞれの部位に意識を向け、
重たさなら重たさ、暖かさなら暖かさといった感覚を
感じられるようになることです。

 

催眠状態に導いたら、
得たい変化を促す暗示文を唱えれば、
自己暗示法となります。

 

この自律訓練法を修得すると、
手足の表面温度を上げたり、
脈拍をある程度コントロールできるようになったりします。

 

 

 

次回は、この自律訓練法の注意点について
お話ししたいと思います。

 

 

エミール・クーエの自己暗示法(2)

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今回は、自己暗示法で有名な
エミール・クーエの後半になります。

 

 

 

クーエは、偽薬(プラセボ)でも効果が出たことから、
薬の効果には薬の成分の他に、
「必ず治るという思い」が働くのではないかと考えました。

 

つまり、実際に催眠の効果を生んでいるのは、
催眠療法士が与える暗示ではなく、
クライアントの潜在意識であると気づいたのです。

 

そして、潜在意識にアクセスするために、
暗示の法則も開発しました。

 

潜在意識にアクセスするためには、
催眠状態だけでなく、
驚いた状態や反復することでも
アクセスできることがわかりました。

 

「目覚めているときの暗示」と彼が呼んだ
自己暗示の効用です。

 

(例えば、お母さんが子供にする
「痛いの痛いのとんでけ〜!」
がそうですね。^^)

 

その結果、自己暗示理論の結論として、
次の2つに至りました。

 

1.ある考えが精神を独占してしまった場合、
 その考えは実際に、
 肉体的もしくは精神状態となって現われる。

 

2.ある考えを意志の力でおさえようと努力すれば、
 その考えをますます強めてしまうだけである。

 

 

 

そして、次の有名なクーエの暗示文を開発したのです。

 

この暗示文は、現在でも十分に効果があります。

 

「毎日あらゆる面で、私はますますよくなっていく」
 “Day by day, in every way,
  I’m getting better and better.”

 

目覚めている時でも、この暗示文を何度も反復することで、
暗示の効果を発揮することができます。

 

紙に書いて、財布の中に入れておくのもいいでしょう。

 

 

 

次回は、催眠に関して、
少し違う角度から研究した精神科医をご紹介する予定です。

 

 

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