エリクソンの逸話(2)
2013-06-12 23:07:48 テーマ:ヒプノセラピー(催眠療法)
こんにちは。
あがり症改善カウンセラーのMartyです。
今日は、前回からお話ししている
ミルトン・エリクソンの逸話の後編となります。
自殺を決意していた
身なりがボロボロですきっ歯の女性は、
前回エリクソンの提案を受け入れ、
きれいな身なりになってエリクソンの前に現れました。
そして、こう言いました。
「たくさんお金を使って楽しかったです。
どうせ死ぬんだから、もっと悪いことはないかしら?」
エリクソンは言いました。
「水を口に含んで、
そのすきっ歯から物に当てる練習をしたらどうでしょう?」
「なんて悪いことだろう!」と、
彼女はその提案を受け入れました。
その後、彼女が職場で休憩しているとき、
彼女の気を引こうとする男性が現れました。
そのことをエリクソンに話すと、
彼はこう言いました。
「すきっ歯から水を出して、物に当てる練習をしていましたよね?
その男性に、その水を当ててしまいなさい」
後日、彼女はその男性に、
すきっ歯から水を浴びさせました。
すると、彼は水鉄砲で応戦してきたのです。
そして、数か月後、二人は結婚して、
子供が生まれました。
彼女は自殺すること無く、幸せに暮らしたとのことです。
このように、エリクソンの手法は、
「ユーティライゼーション(利用できる物はなんでも利用する)」
と呼ばれ、臨機応変・変化自在なものでした。
そのことから、彼は「魔術師」とも呼ばれました。

