有酸素運動の驚異的な効果(1)

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こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

前回、あがり症改善に効果のある神経伝達物質は、
薬以外の手段「運動」でも働きかけることができる
というお話をしました。

 

そこで、今日から数回にわたって、
運動の驚異的な効果について
お話していきたいと思います。

 

 

 

あなたは「有酸素運動の効果」と聞くと、
何を考えるでしょうか?

 

ダイエット??

 

それとも、心肺機能が強くなる??

 

どちらも正しいです。

 

しかし、有酸素運動の効果は、
それだけではありません。

 

実は、ここ10年ほどの研究で、有酸素運動は、
脳に直接的な効果があることがわかってきました。

 

 

 

例えば、有酸素運動によって、学業成績が
向上することがわかっています。

 

それ以外にも、有酸素運動によって
多大な効果があるものは下記となっています。

 

 

 

・ストレス
・SAD(社会不安障害)
・パニック障害
・うつ病
・ADHD(注意欠陥・多動性障害)
・依存症
・PMS(月経前症候群)
・更年期障害
・妊娠中の胎児への学習能力・記憶力
・老化防止
・アルツハイマー病
・パーキンソン病

 

 

 

これらは、抽象的な議論で終わっているのではなく、
何百という研究論文に基づいています。

 

この中で注目すべきは…。

 

そうです!SAD(社会不安障害)です。

 

有酸素運動は、SAD(社会不安障害)に効果があることが
わかっています。

 

 

 

次回は、有酸素運動が、
SAD(社会不安障害)にどのように効果があるのかについて
お話していきたいと思います。

 

 

SAD治療に用いられる3タイプの薬とは?(2)

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今日は、現在SADの治療に用いられる
残りの2タイプの薬についてお話ししたいと思います。

 

2.抗不安薬

 

この薬を理解する上で重要なのは、
神経伝達物質「GABA(ガンマアミノ酪酸)」です。

 

「GABA」は、抑制性の神経伝達物質です。

 

以前、このGABAが配合されているチョコレートが
話題となったので、ご存知の方もいるかもしれません。

 

(ちなみに、極度のあがり症だった当時、
私はGABAチョコレートをたくさん食べていました。
でも、体外からGABAを摂取しても、
それが神経伝達物質として
そのまま用いられることはないそうです。(^_^;))

 

抗不安薬は、この「GABA」の働きを強めることで、
神経細胞の興奮を鎮める効果があります。

 

その結果、不安を感じにくくすることに繋がります。

 

副作用としては、
・眠気、ボーッとする、イライラ、無気力、頭痛
・ふらつき、めまい、けん怠感、脱力感
・喘鳴、唾液増加、物が二重に見える、尿失禁
・発疹
・長期連用で効き目が悪くなる
などがあります。

 

実際に使われる薬としては、
ランドセン・リボトリール・レキソタン・セニラン
などが挙げられます。

 

 

 

3.SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)

 

この薬を理解する上で重要なのは、名前の通り、
神経伝達物質「セロトニン」です。

 

「セロトニン」は、気分、衝動性、怒り、攻撃性に影響します。

 

脳の機能を正常に保つ働きをしているので、
「脳の警察官」とも呼ばれています。

 

SSRIは、抗うつ薬としても有名で、
セロトニンの減少を抑えることで、感情の安定をはかります。

 

副作用としては、
・吐き気、食欲不振、口の渇き、便秘、下痢
・眠気、不安感、イライラ感、めまい、頭痛、だるい、ふるえ
・性機能異常(射精遅延、勃起障害)
・発汗、尿が出にくい、動悸、目がまぶしい、出血傾向
・発疹、発赤、かゆみ
などがあります。

 

実際に使われる薬としては、
デプロメール・ルボックス・パキシル
などが挙げられます。

 

しかし、これらの神経伝達物質は、
薬以外でも働きかけることができます。

 

それは「有酸素運動」です。

 

次回から、この「運動」について
お話していきたいと思います。

 

 

SAD治療に用いられる3タイプの薬とは?(1)

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こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今日は、現在SADの治療に用いられる
3タイプの薬についてお話ししたいと思います

 

「副作用のない薬はない」ことは忘れてはいけませんが、
薬を使うか使わないかの議論ではなく、
それぞれの薬にどのような働きがあるのかを理解することは、
脳の理解へと繋がります。

 

ここで、キーとなるのは「神経伝達物質」です。

 

それぞれ働きかける「神経伝達物質」が異なりますので、
そこを中心に見ていきたいと思います。

 

少し専門的な用語が多くなりますが、
一緒に学んでいきましょう。^^

 

 

 

1.β(ベータ)遮断薬

 

この薬を理解する上で重要なのは、
神経伝達物質「ノルアドレナリン」です。

 

「ノルアドレナリン」は、注意や知覚、意欲、覚醒に
影響する信号をしばしば増強させます。

 

緊張時に表れる、心拍数の増加・発汗・震えなどは、
交感神経の活発な働きによるものです。

 

β遮断薬は、「ノルアドレナリン」が結合する神経細胞の
「β受容体」を塞ぐことで、交感神経の働きを鎮めます。

 

その結果、身体症状の緩和に繋がります。

 

副作用としては、
・だるい、めまい、ふらつき、徐脈、低血圧
・手足の冷え、しびれ感、目の乾燥
・気分がしずむ、眠気、不眠、悪い夢、幻覚
などがあります。

 

実際に使われる薬としては、
インデラル・ノルモテンス・ヘルツール・
カルビスケン・ミケラン・サンドノーム
などが挙げられます。

 

 

 

次回は、残りの2タイプの薬について、
お話していきます。

 

 

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