SAD治療に用いられる3タイプの薬とは?(1)

Pills 1

 

 

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今日は、現在SADの治療に用いられる
3タイプの薬についてお話ししたいと思います

 

「副作用のない薬はない」ことは忘れてはいけませんが、
薬を使うか使わないかの議論ではなく、
それぞれの薬にどのような働きがあるのかを理解することは、
脳の理解へと繋がります。

 

ここで、キーとなるのは「神経伝達物質」です。

 

それぞれ働きかける「神経伝達物質」が異なりますので、
そこを中心に見ていきたいと思います。

 

少し専門的な用語が多くなりますが、
一緒に学んでいきましょう。^^

 

 

 

1.β(ベータ)遮断薬

 

この薬を理解する上で重要なのは、
神経伝達物質「ノルアドレナリン」です。

 

「ノルアドレナリン」は、注意や知覚、意欲、覚醒に
影響する信号をしばしば増強させます。

 

緊張時に表れる、心拍数の増加・発汗・震えなどは、
交感神経の活発な働きによるものです。

 

β遮断薬は、「ノルアドレナリン」が結合する神経細胞の
「β受容体」を塞ぐことで、交感神経の働きを鎮めます。

 

その結果、身体症状の緩和に繋がります。

 

副作用としては、
・だるい、めまい、ふらつき、徐脈、低血圧
・手足の冷え、しびれ感、目の乾燥
・気分がしずむ、眠気、不眠、悪い夢、幻覚
などがあります。

 

実際に使われる薬としては、
インデラル・ノルモテンス・ヘルツール・
カルビスケン・ミケラン・サンドノーム
などが挙げられます。

 

 

 

次回は、残りの2タイプの薬について、
お話していきます。

 

 

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