第34回「日本催眠学会」学術大会
2018-10-23 23:55:59 テーマ:お知らせ
2年ぶりに、
「日本催眠学会」の学術大会に参加しました。
今年のテーマは「死をめぐる催眠」。
改めて認識したことは、
「人は誰でも死ぬ」 ということでした。
正直なところ、
私は自分の「死」を、
まだまだ先のことだと思っていますし、
現代社会でも「死」を、
タブー視する風潮があると思います。
西洋医学でも、
「死=敗北」と捉えることが
多いのではないでしょうか。
しかし、至極、当たり前のことですが、
「人は、いつか誰でも死ぬ」のです。
病で余命宣告を受けたとき、
それを受け入れることは、
通常は、誰にとっても難しいことでしょう。
ですが、
ヒプノセラピー(催眠療法)には、
様々な技法があります。
それらヒプノセラピーの技法を
組み合わせることによって、
実際に、死生観が変容し、
死を受け入れられるようになったという事例発表が、
多数ありました。
そして、死を受容すると生きることに目が向き、
結果的に、寿命が長くなるのだそうです。
ホスピスなどの終末期医療に、
長年、真摯に取り組んでいる医師の方と
直接話す機会もあり、
こちらも、身の引き締まる思いでした。
他にも、 不妊症の患者さんに対して、
ヒプノセラピーを行うことで妊娠に至った事例など、
ヒプノセラピーの可能性を、
改めて感じた学術大会でした。
日本では、まだまだ誤解の多い心理療法ですが、
地道に活動し、普及の一助になりたいと考えています。^^
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