薬品麻酔が認められるきっかけとなった出来事

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

前回、催眠による麻酔は、文化の違いから、
インドでは大きな効果を上げたにもかかわらず、
イギリスではあまり効果が表れなかった、
というお話をしました。

 

今回は、催眠という歴史からは少し余談になりますが、
薬品による麻酔が認められる
きっかけとなった出来事について
お話ししたいと思います。

 

 

 

薬品麻酔が発明され、実施されるようになったのは、
19世紀半ばのことでした。

 

前回、お話ししたように、
キリスト教圏であるイギリスでは、
「苦しみは人に与えられた尊い試練だ」という考えが、
麻酔の大きな抵抗となっていました。

 

ある出来事で、この考え方自体が覆ることになります。

 

 

 

それは、ビクトリア女王の
クロロフォルム麻酔を使って行った出産です。

 

この出産が、非常にスムーズに進んだ結果、
王室はこの新たな薬品を承認しました。

 

その結果、苦しみを賞賛していた教会も口をつぐみ、
なぜか突然、必要以上の苦しみは尊い行いでは
なくなってしまいました。

 

 

 

その後、この薬品麻酔が急速に普及し、
誰もがこの薬品麻酔を欲しがるようになりました。

 

その結果、麻酔の許容限度という知識なかった当時、
麻酔の過剰使用による死亡者が出始めるようになります。

 

それとともに、催眠による麻酔効果も忘れ去られ、
催眠は再び「怪しげな見せ物」へと逆戻りしてしまいます。

 

 

 

次回は、偉大な心理学者フロイトのお話です。

 

 

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