催眠の技法を手術に応用した医師たち

James Esdaile

ジェームズ・エスデール(1808–1859)

 

 

 

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

前回は、ジェームズ・ブレイドの
催眠の歴史における重要な業績について
お話ししました。

 

今回は、この催眠の技法を手術に応用した医師について
お話ししたいと思います。

 

 

 

メスメリズム提唱後、メスメリズムによって
無感覚や無痛などの現象を起こせることが発見されました。

 

そして、その無感覚や無痛現象を
医療の応用に試み、無痛手術を行う医師たちが現れました。

 

つまり、催眠を「麻酔」として使ったのです。

 

当時の手術は、近代麻酔がまだ発展していなかったので、
手術の耐え難い痛みでショック死する患者がいるほど、
手術は危険なものだったのです。

 

 

 

その中で、顕著な実績を残した医師がいました。

 

イギリスの医師ジェームズ・エスデールです。

 

彼は、ブレイドの友人であり、医師仲間でもありました。

 

エスデールは、インドのカルカッタに派遣されていたとき、
催眠にる麻酔効果を外科手術に応用しました。

 

彼が行った無痛手術は、小さい手術だけでも数千件、
大きい手術では300件近くに達します。

 

彼は無痛分娩を成功させ、
さらに手足の切断にも成功しています。

 

当時、手術中の成功率は50%でしたが、
彼は無痛手術を行うことによって、
なんと「5%」まで下げることに成功しました。

 

 

 

彼はインドに滞在中の数年間、
催眠による麻酔技術に磨きをかけました。

 

イギリスに帰国した彼は、
母国でも同じ無痛手術を行おうとしたのですが…。

 

思いもよらない結果が待っていました。

 

次回に続きます。

 

 

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