あがり症との向き合い方(2)

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

現在、人間の性格というのは、
複数の副人格の集合体だと考えられている
いうお話をしました。

 

今回は、協力してくれない副人格の
発生メカニズムについてお話ししたいと思います。

 

 

 

人は受けいれることができないほど
強い感情を体験した時、
その部分を切り離してしまいます。

 

無意識にわきに追いやり、
自分のものでないという振りをすることで、
自分自身を守ろうとするのです。

 

 

 

この分離した副人格をその後も受けいれることができないと、
その副人格はその年齢のまま成長が止まってしまいます。

 

そして多くの場合、いわゆる“自分の嫌いな部分”になるのです。

 

そして、成長するにつれ、さらに分離が進んでしまいます。

 

こうなると人間の全体性が破られてしまい、
本人の行動も一貫性の欠けた、
チグハグしたものになります。

 

なぜなら、分離した結果、
その副人格にアクセスできなくなり、
その副人格のリソースを使えなくなるからです。

 

 

 

あがり症の方だと、
人前で失敗した経験、恥をかいた経験が
きっかけになっていることがとても多いですね。

 

その結果、その副人格を分離することで、
自分を守ろうとします。

 

副人格が分離した結果、
そのリソースを使うことができなくなります。

 

極度のあがり症の方が人前に立つと、
「自分ではない感覚になる」
というのはこのためです。

 

 

 

実は、この分離が極度に進んだ場合が、ご存じ「多重人格」です。

 

程度の差こそあれ、この分離した副人格は誰もが持っています。

 

では、この分離した副人格とは、どのように向き合えばいいのでしょうか?

 

次回に続きます。

 

 

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