エリクソンの逸話(1)
2013-06-11 22:57:29 テーマ:ヒプノセラピー(催眠療法)
こんにちは。
あがり症改善カウンセラーのMartyです。
今日は、天才催眠療法士
ミルトン・エリクソンの逸話について
お話ししたいと思います。
ある日、3か月後に自殺することを決めていた女性が、
エリクソンのもとを訪ねてきました。
訪ねてきた理由は、自殺を止めて欲しいからではなく、
変わった人がいると風の便りで聞いたからです。
彼女の容姿・身なりは、それはひどいものでした。
来ている服はボロボロ、髪の毛はボサボサ。
それはわざとやっているのではないかと思うぐらい、
ひどいものだったそうです。
そして、彼女の歯は、歯と歯の間があいている
「すきっ歯」でした。
彼女は言いました。
「人生に興味がない。
子供が生まれれば興味が持てるようになるかもしれないが、
今まで一度も男性と付き合ったことがない。
それに私は醜いので、そもそも結婚できるはずがない。
生きている理由がないので死にます」
エリクソンは言いました。
「どうせ死ぬなら、貯金を全部使ってみたらどうだろう?
高いきれいな服や靴を買って、美容院へ行って、
思いっきり無駄づかいをしましょう」
彼女はどうせ死ぬのだからと同意し、
翌週、きれいになってエリクソンの前に現れました。
次回に続きます。