フロイトの催眠と自由連想法

Sigmund_Freud_LIFE

ジークムント・フロイト(1856-1939)

 

こんにちは。

 

あがり症改善カウンセラーのMartyです。

 

 

 

今回は、フロイトの催眠と自由連想法について
お話ししたいと思います。

 

 

 

心理学者フロイトの名前を聞いたことがある方は、
多いかもしれません。

 

人間が意識していない意識、
いわゆる「無意識」の存在を発見した人物です。

 

 

 

1885年、フロイトは29歳の時、
ヒステリー研究で有名だった
神経学者ジャン=マルタン・シャルコーから、
催眠を使ったヒステリー症状の治療法を学びました。

 

その後、彼は催眠によるヒステリーの治療法を
一般開業医として実践に移します。

 

 

 

彼は、催眠状態中に話をさせて感情を発散させる、
「カタルシス療法」を行いました。

 

しかし、フロイトの催眠の腕はあまりよくなく、
催眠状態に導くことができなかったことも多かったそうです。

 

その結果、彼は催眠状態に導くことなく、
心の中に浮かんでくることを自由に話させる
「自由連想法」を編み出しました。

 

フロイトは、この自由連想法をベースに、
精神分析法を確立していきました。

 

 

 

自由連想を続けると、人は浅い催眠状態に陥ります。

 

つまり、この「自由連想法」は催眠の一種なのですが、
フロイトは「催眠は必要なし」と判断してしまいました。

 

その結果、精神分析は発展していきますが、
催眠は衰退の道を再び歩むこととなります。

 

 

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